【開催レポート】「コンポストトイレをつくって学ぶ循環と防災ワークショップ」
2026年1月24日、竹林のスコレーにて「命の循環」を体感する学び「コンポストトイレをつくって学ぶ循環と防災ワークショップ」を開催しました。
当日は、7組の親子(大人7名子ども9名)16名が参加。
学びと体験がぎゅっと詰まった、充実した時間となりました。

まずは、コンポストトイレの仕組みを学ぶところから
最初は、講師の中山 真さん(森の整体師/はにわの森)によるコンポストトイレの仕組みについてのお話です。

コンポストトイレでは、排泄物を微生物の力で分解し、土に還していく仕組みを使います。
分解に必要なのは、
* 温度
* 水分
* うんち(=微生物のエサ)
この3つのバランスが大切です。

特に冬は気温が低く、分解が進みにくいため、電気毛布を巻いて温度を保つという工夫も紹介されました。
「特別な設備がなくても、家にあるものでできる」そんな身近さに、参加者のみなさんも驚かれていました。

「コンポストトイレを使っていて、中が水っぽくなってしまったら?」という質問には、
いったん外に出して土に返し、そのあと再びトイレに戻して使うことで、微生物の状態が整っていくとのこと。

うんちが分解される過程で、“うんちが好きな微生物”が育っていくという表現が、とても印象的でした。
実は身近なものでできる、コンポストトイレ
「コンポストトイレ」と聞くと難しそう、特別なもの、と思われがちですが、中山さんからは「団地やマンションでも可能です!」というお話も。
ゴミ箱にビニール袋をかぶせ、その中に落ち葉や土を入れるだけで、簡単なコンポストトイレが作れるそうです。
また、
・EM菌を使った菌のバージョンアップ
・尿が溜まるタンクにクエン酸を入れて臭いを中和する方法
など、すぐに実践できる知恵も教えていただきました。
参考サイトとして、
👉ニトクラフト
も紹介されました。
竹を切って、割って、トイレを彩る
仕組みを学んだあとは、トイレを素敵に飾るための竹づくりに挑戦です。

参加者みんなで竹を切り出し、使いやすいサイズにカット。
トイレの周りを彩る材料を、協力しながら作っていきました。

太い竹も、友達と力を合わせることで、あっという間にカット完了。

竹割りの道具を使い、子どもたちも一緒になって夢中で作業を進めていきました。
カラフルな竹が40本以上完成
仕上げはペンキ塗り🎨

赤・青・緑など色とりどりのペンキを使い、約40本以上の竹を自由にペイントしました。

2歳のお子さんも夢中になるほどの楽しさ。

「この色も使いたい!」
「この色とこの色、混ぜてもいい?」

子どもたちの自由な感性で、竹板はどんどんカラフルに仕上がっていきました。

作業のあとは、焚き火で焼きマシュマロ
ペンキ塗りのあとは、焚き火を囲んで焼きマシュマロタイム

ほっかほかで、とろ〜り甘いマシュマロを頬ばりながら、火を眺めて、みんなでほっと一息。

学んで、つくって、楽しむ。
そんな時間も、このワークショップの大切な一部です。
コンポストトイレ設置予定の建屋を見学
竹林のスコレー(スコレーパーク)では、実際にコンポストトイレを設置・使用していこうとしています。
焼きマシュマロの後はスコレーパークへ移動し、コンポストトイレの建屋を見学しました。


「災害のときだけ」ではなく、普段から使っているからこそ分かること、伝えられること。
リアルな経験に基づいた学びの場となりました。
参加者の感想
- 子どもが「やりたい!」と言って、自分からノコギリで竹を切る体験ができて嬉しかった。(保護者)
- 子ども同士が協力する姿を見られて嬉しかった。(保護者)
- 災害のときに、この知識があると安心だと思いました。(保護者)
- ペンキ塗りが楽しかった!(子ども)
防災から、命の循環へ
今回のワークショップは、防災対策であると同時に、命が循環していく仕組みを体感する時間でもありました。

「汚いもの」「隠すもの」ではなく、自然の一部として土に還っていくこと。
話を聞き、手を動かし、感じることで、参加者それぞれの中に、循環の大切さが伝わる学びになったように思います。

ご参加いただいたみなさん、そして講師の中山 真さん、本当にありがとうございました。
今後も、「いざという時に役立つ」そして「日常の暮らしにもつながる」そんな学びの場を、竹林のスコレーから届けていきます。
春からの新しいワークショップも準備中!次年度の開催もどうぞお楽しみに。
2/14(土)は、修了式&交流BBQを開催!

振り返りながら、仲間と繋がりましょう✨
